交流磁場誘導焼灼療法用の安定した発熱特性を有する無方向性磁性体針の開発
研究代表者 |
猶原 隆 愛媛大学, 大学院理工学研究科, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2009
|
概要 | 本研究の目標は、人体内部に留置した磁性体を磁場中で加温して腫瘍を壊死させる、新しい癌治療法の確立である。しかし、深部臓器癌に適用する場合、腫瘍はコイルに挿入された状態となり、その位置や深さにより針の刺入角度が異なる。そのため、コイル内の磁束方向と針の角度の相違で発熱特性が変化して、正確な温度制御が不可能となる。本研究では、この課題を克服するため、磁場に対し無方向性で、安定した発熱特性を持つ焼灼用針を開発する。
|