癌疾患モデルマウスの in vivo ナノイメージング法の開発とナノ医療への応用
研究代表者 |
権田 幸祐 東北大学, 医学系研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | ナノサイズ薬物(10-100nm)を用いた癌治療効果の検討には、腫瘍細胞と薬剤分子間作用を送達1粒子レベルで生体観察することが重要である。これまでに、申請者は独自光学系を用いてin vivoイメージング装置を開発し、担癌マウスにおいて位置精度9nmで数分間連続的にナノ粒子の動態や癌細胞の形態を捉えることに成功した。しかし数分の観察では薬剤分子動態の観察には不十分である。本研究では呼吸や拍動由来の振動(μm~mm)影響を排除し、ナノサイズ薬物の動態や効果を長時間安定に評価できる計測装置の開発を行う。
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