薬物のナノコーティング技術を利用した経皮免疫系の構築
研究代表者 |
後藤 雅宏 九州大学, 工学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 注射でしか投与できない薬物を経皮吸収製剤(塗り薬)化することは、製剤の安全性や患者のQuality Of Life(QOL)の向上の観点から、医療現場で強く望まれている。本研究で種々のタンパク質製剤を脂質膜でコーティングし、油中に活性を保持したまま安定に可能化する技術を開発する。疎水性の高い角質層の透過を大きく促進する技術を利用し、塗り薬ワクチンが実現可能な経皮免疫製剤の開発に挑戦する。
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