機能性銀ナノ粒子を用いた高感度芽胞検出システムの開発
研究代表者 |
池野 慎也 九州工業大学, 生命体工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | バチルス属等の食中毒原因菌が形成する芽胞を、機能性銀ナノ粒子を用いて高感度に検出する手法を開発し、食品・医薬製造における安全管理手法の改善を目的とする。具体的には、芽胞に特有の成分であるジピコリン酸(DPA)を独自手法で芽胞から抽出、その抽出液をDPAと特異的に結合する銀ナノ粒子と反応、その表面増強ラマン散乱光を分析することで、従来法では不可能であった迅速・特異的かつ高感度な芽胞検出法を構築する。
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