研究代表者 |
新島 聖治 三重県工業研究所, 窯業研究室, 研究員
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 代表研究者者は、従来の磁器よりも200°C程度低い1100°C(酸化焼成)で磁器化する素地を開発した。この素地を実用化できれば、燃料費の低減及び二酸化炭素排出量を抑制し、環境に優しい陶磁器製品が得られることが期待できる。しかし、この素地は粘土成分として可塑性の低いニュージーランドカオリンを使用しているため、素地としての可塑性がやや低く成形性が劣るといった課題がある。本研究では、各種陶磁器成形方法に適応する素地の開発を目的として、原料組成の最適化及び可塑剤添加により成形性の向上を図る。
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