水系スラリーを用いた中温作動型固体酸化物形燃料電池セルの開発
研究代表者 |
橋本 典嗣 三重県工業研究所, 窯業研究室, 研究員
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 従来、固体酸化物形燃料電池セルの作製において有機溶剤を溶媒としたスラリーを用いたテープ成形が行われてきたが、環境負荷を低減させるために、水を溶媒とした水系スラリーへの転換が望まれている。そこで本研究では、水系スラリーを用いて燃料極を成形することで直径80 mmの平板型セルを作製し、セル材料の見直し、中間層の挿入によってセル構造を最適化することで650~750 °Cの中温領域での出力向上を目指す。
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