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内円筒にリブを有するテイラー渦流による混相流連続反応装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

大村 直人  神戸大学, 大学院工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2009
概要テイラー渦流は独特な流動・混合特性により化学反応装置への応用が期待されてきたが、渦外縁部に存在するバイパス流れが装置内の逆混合の原因となり、反応性能を著しく落とすことで、実用化の道を阻んできた。近年内円筒に凹凸をつけることでバイパス流れを抑制することができることが明らかにされた。また、これまでの研究により微粒子の大きさにより渦内の存在位置が異なることを見出した。これら2つの特徴を組み合わせて、ある粒子径の固定化酵素や固体触媒は渦内にトラップさせ、反応液のみが軸方向に移動する理想的な混合特性をもち、粒子と反応液との分離操作が不要となる革新的な混相流連続反応装置の開発を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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