微小癌の早期発見と術中蛍光診断を達成可能な蛍光−MRIバイモーダル複合造影剤の開発
研究代表者 |
向 洋平 大阪大学, 薬学研究科, 助教
|
研究期間 (年度) |
2009
|
概要 | 本研究課題では、微小癌のMRIによる検出と、癌病巣の術中蛍光イメージングを同時に達成可能な、バイモーダル腫瘍造影剤の開発を目指すものである。本造影剤は、微細な腫瘍組織をMRIと蛍光イメージングの双方から検出可能であるため、MRIにより陽性と認められた患者の外科手術の腫瘍摘出蛍光ガイド試薬として用いることができる。本研究課題では、蛍光標識された腫瘍血管特異抗体と独自の金磁性ナノ粒子からなる新規の造影剤を設計し、マウスおよびラット腫瘍モデルを用いてその複合造影剤としての有用性を評価する。
|