研究代表者 |
荻 博次 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 聴診器のように、プローブを材料に軽く接触させるだけで、その材料のヤング率が測定できるヤング率テスタを開発する。圧電性と温度安定性に優れたランガサイト結晶を振動子に用いる。振動子の共振周波数は接触材料のヤング率に依存して変化するため、接触時の共振周波数の周波数変化からヤング率を測定する。キーポイントは振動子の音響的孤立化である。振動の節部を保持し、アンテナにより非接触で無電極の振動子を励振させることでこれを実現する。広い分野において普及し、標準の計測ツールとして定着することが期待される。
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