研究代表者 |
萩原 久大 新潟大学, 大学院自然科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 麝香猫より分泌されるシベトンの香りは麝香の主成分であるムスコンに匹敵し、高貴で持続性のある香りとして珍重されている。しかし、製品を含めてワシントン条約で保護されているため極めて希少価値が高く、香料として用いられるには至っていない。一方、新潟県の県花である椿の乾燥種子には、重量比にして20%以上もの大量の油脂が含まれる。この油脂の90%を占めるオレイン酸グリセリドを原料とし、シベトンの供給を検討する。
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