関節軟骨変性疾患の2段階分子標的治療システムの開発
研究代表者 |
大橋 俊孝 岡山大学, 医歯薬総合研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 変形性関節症(OA)関節リウマチ(RA)など慢性の関節炎を伴う関節疾患は、関節の構成要素の退行変性により、軟骨の破壊と骨・軟骨の増殖性変化を来す疾患で、今後さらに増加が予想される。本課題は代表研究者らが確立した炎症指向性リポソームに同じく代表者らが発見した軟骨集積性保護剤を内包させる2段階分子標的システムを使った薬物送達法の開発である。つまり、2つの標的化技術を組み合わせて、全身性の関節炎に軟骨保護剤送達し集積を可能にすることを目指している。
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