色素増感太陽電池の発電効率向上を指向したオリゴチオフェンの分子設計
研究代表者 |
森 敦紀 神戸大学, 工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 側鎖置換基にフッ素が置換したアルキル基をもつオリゴチオフェンを設計、合成し色素増感太陽電池の有機色素材料創製をめざす。オリゴチオフェン合成の際、代表研究者らが近年開発したヘテロ芳香族化合物のCH結合活性化に基づくカップリング反応を利用することにより、多様な構造を有する誘導体の効率的な合成手法を確立すると共に、数種類の誘導体を合成し機能評価することで高い発電変換効率を発現する色素増感太陽電池の分子構造を見出す。
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