研究代表者 |
佐藤 文彦 京都大学, 生命科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 高等植物が生産するイソキノリンアルカロイドには、ケシの生産するモルヒネや、オウレンが生産するベルベリン等、有用医薬品として利用されるものが多く存在する。レチクリンは、これらイソキノリンアルカロイド生合成系の重要な中間体であり、それ自身の生理活性にも期待が寄せられている。本課題では、遺伝子操作した大腸菌ならびに酵母細胞系を用いて、レチクリンを大量生産する技術を確立するとともに、レチクリンから派生するアルカロイド類の生産方法も確立する。
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