動脈硬化の初期判定ができる血管内皮機能検査機器の開発
研究代表者 |
北島 勲 富山大学, 大学院医学薬学研究部・病院検査部, 教授・病院検査部長
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 動脈硬化の診断は血管エコー検査法であるが、発症後の重症度が主で検査費用も高い。最近、発症前検査法として、血流依存性血管拡張反応検査(FMD)が注目されている。本研究では、先行する末梢動脈拡張反応を検査の原理とするFMD機器の問題点を光学系検出技術の導入によって解決し、斬新な検査機器の開発を目的とする。特に次の改良を行う。①駆血機器の自動制御化、②プローブを脈圧計測から血流量計測への変換、③自動数値表示による結果解析の迅速化。本申請は、前記の問題を解決し、精度・簡便性の向上と低コスト化を実現した体外診断用診療検査機器の商品化を目指すものである。
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