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橋梁構造物の大地震被害予測技術の高度化と制震技術の開発

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 戦略的国際科学技術協力推進事業 SICP 中国

研究代表者

宇佐美 勉  名城大学, 理工学部, 教授

研究期間 (年度) 2009 – 2012
概要本研究交流は動的挙動が複雑な橋梁構造物の激震時挙動、破壊に至るまでの過程などを明らかにしたうえで、橋梁構造物の耐震性能設計法および損傷制御設計法を確立し、巨大地震による社会基盤施設への影響力の評価ならびに低減に対する基礎的データの蓄積を目指す。具体的には、日本側は地震動が複数回作用したときの影響などを調べ、橋梁構造物の累積損傷と崩壊メカニズムを解明すると共に、耐震性向上策の有力な手段である制震ダンパーの高機能に関する研究および橋梁構造物の損傷制御(制震)設計と性能照査型耐震設計手法の開発を分担する。中国側は橋梁構造物の損傷と崩壊メカニズムに及ぼす多方向・多点入力地震動、地盤-基礎-構造物の相互作用および水-橋脚の動的相互作用の影響を重点的に調べ橋梁構造物の非線形動的解析手法の高度化を図ることを分担する。2ヵ国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、都市や社会基盤における地震災害の環境インパクトの評価と緩和技術の発展につながることが期待される。
研究領域都市や社会基盤における地震及び台風災害の環境へのインパクトの評価と緩和技術

報告書

(2件)
  • 2012 事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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