三峡ダム貯水過程における領域気候効果に関する日中研究交流
研究代表者 |
佐藤 正樹 東京大学, 気候システム研究センター, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2012
|
概要 | 本研究交流は、世界最大の水力発電所である三峡ダムが局所気候や極端天気現象に与える影響を調べることを目的とする。具体的には、中国側の長期間の現地観測データと、日本側の大気大循環モデルなどを用いて、三峡ダム領域気候実験を行うための領域気候モデルを開発し、三峡ダム領域の気候変化の機構を解析する。日中両国の研究交流を通じて相互補完的に取り組むことで、日本側の気候シミュレーション能力の向上を図るとともに、将来予想される気候変化に伴う三峡ダム領域での気候変化について数値的な予測情報を提供することが可能となる。
|
研究領域 | 気候変動 |