酵母の栄養条件の変化への適応と細胞内輸送を統合する超分子ナノマシンの構造と時空間ダイナミクス
研究代表者 |
濡木 理 東京大学, 医科学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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概要 | 本研究交流は、酵母において、遺伝暗号翻訳の基本因子の細胞内輸送と栄養飢餓応答を統合する超分子ナノマシンの構造、動的側面、機能制御を解明する。具体的には、日本側は、X線結晶構造解析を行い、Arc1p・cMRS・cERSナノマシンの動態の構造基盤を解明するとともに、フランス側の機能解析にフィードバックする。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、ナノマシンがどのように会合し機能を発揮するか、またこの複合体あるいは構成因子が、酵母ミトコンドリアの生理的条件への応答を制御し、核とミトコンドリアのクロストークにどのように働いているのかを明らかにする。
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研究領域 | ライフサイエンス |