研究代表者 |
加藤 隆二 独立行政法人産業技術総合研究所, 計測フロンティア研究部門, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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概要 | 本研究交流は、有機薄膜太陽電池の3つの基礎過程(励起子生成、電荷分離、電荷収集)の詳細を新しい分光手法を駆使して明らかにすることで、デバイスの高性能化の指針を提案し、実際のデバイスで原理実証を行うことを目的とする。 具体的には、日本側がこれまで培ってきた超高感度透過型過渡吸収分光法をシンガポール側が進めている超高感度界面分析手法と技術的に融合させ、世界に例を見ない総合的な素反応解析を可能にし、高性能デバイスの実現を目指す。 両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、新しい超高感度過渡分光計測を主軸として、有機薄膜太陽電池の素反応の解析が進み、デバイス開発が革新的に推進され、実用化へ大きく近づくことが期待される。
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研究領域 | 物性材料・デバイス、フォトニクス・ナノオプティクス |