研究代表者 |
川西 哲也 独立行政法人情報通信研究機構, 新世代ネットワーク研究センター, 研究マネージャー
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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概要 | 本研究交流は、同時並行的に日本側がスイッチングデバイス要素技術開発を行い、シンガポール側がスイッチシステムの研究を行うことで、大規模光スイッチ技術を確立することを目的とする。 具体的には、日本側がデバイス要素技術としてニオブ酸リチウムによる超高速スイッチ技術、量子ドット光アンプと光分岐回路による大規模スイッチ技術に関する研究開発を行い、シンガポール側がアレイ導波路(AWG)を利用したルータ(AWGR)のシステム構成新規検討および研究開発を行う。デバイスの高効率化により、デバイス自体で消費される電力および排熱のための冷却システムに要するエネルギーの削減を実現し、省エネルギーと高性能化の両立を目指す。 両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、大規模光スイッチ技術の開発が期待されるとともに、スイッチングデバイスの国際標準化への貢献も期待される。
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研究領域 | 物性材料・デバイス、フォトニクス・ナノオプティクス |