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エネルギー最小消費型の下水処理技術の開発

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 SATREPS

体系的番号 JPMJSA1006
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJSA1006

研究代表者

原田 秀樹  東北大学, 大学院工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2010 – 2015
概要日本生まれ・インド育ちの“DHS”が、排水処理の世界標準に インドのガンジス川、ヤムナ川(ガンジス川の最大支流)では未処理の生下水による水汚染が深刻で、流域に棲むヒンズー教徒の人々の“聖なる川”で沐浴するという基本的人権が奪われている。プロジェクトでは、研究代表者・原田らが長年にわたって開発してきたエネルギー最小消費型の革新的下水処理技術(DHS:Down-flow Hanging Sponge Reactor)をヤムナ川流域に社会実装する。提案技術は本邦のオリジナルであり、日本発の環境保全技術が開発途上国の環境改善に貢献する初めての快挙である。プロジェクト・サイトは、インドの至宝タージ・マハルに至近(わずか2.5キロメートル)の下水処理場であり、インド政府の熱い期待が感じられる。 日本の革新的技術が世界の水を浄化する:世界標準化を目指す アグラ市の下水処理場に実規模のDHS実機を建造し、インド政府機関と現地一体型の国際共同研究体制で実証試験を行う。さらに設計指針と維持管理マニュアルを製作し、ヤムナ川・ガンジス川流域からインド全域に、そしてアジア、アフリカ、中南米諸国への広範な普及を目指す。
研究領域環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

報告書

(2件)
  • 2015 事後評価書 ( PDF )
  • 2013 中間評価書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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