オゾン、VOCs, PM2.5生成機構の解明と対策シナリオ提言共同研究プロジェクト
体系的番号 |
JPMJSA1008 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1008 |
研究代表者 |
若松 伸司 愛媛大学, 農学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2010 – 2015
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概要 | 日本とメキシコの違いを包括的に分析し、大気汚染対策を立てる メキシコシティは、1990年代初めまで排気ガスによる大気汚染の被害が深刻であったが、環境改善事業により危機的状況は脱出した。しかし近年、オゾン等の化学物質がお互いに反応して健康被害を引き起こす、新たな大気汚染が問題になっている。そこで大気汚染の発生源や、気象・地形、近隣国からの汚染大気の流入・自国からの流出状況について、メキシコと日本の状態を比較し、メキシコに有効な大気汚染対策の提案を試みる。 メキシコを出発点として、世界の大気をきれいにしていく 大気汚染物質の成分を測定するシステムや、人体への影響を測るシステムの開発に取り組んでいる。将来的には、中南米地域のリーダーとなるメキシコから近隣諸国にこれらの手法を普及促進し、 地域と地球の大気環境改善につなげる。
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研究領域 | 環境・エネルギー(地球規模の環境課題) |