マレーシアにおける地すべり災害および水害による被災低減に関する研究
体系的番号 |
JPMJSA1015 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1015 |
研究代表者 |
登坂 博行 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授
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研究期間 (年度) |
2010 – 2015
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概要 | 都市化と温暖化による集中豪雨が、深刻な災害を引き起こす 近年、マレー半島では急激な都市化と温暖化が原因と思われる集中豪雨により地すべり災害・水害が多発しているが、災害調査や観測データが不足しており、被災低減策が立ち後れている。この対策として、マレーシア国内で都市化が著しい地域を対象に、既存データの調査と現地観測、及び日本産の衛星を利用した観測により、地すべり災害と水害の低減策を探る。観測で得られたデータを活用して、地すべり災害・水害のハザードマップや早期警戒システムを構築し、日本の科学技術をもってマレーシアおよびその周辺諸国に貢献する。 データ評価と並行して、災害予測・低減に役立つシステムを設計 地すべり災害・水害に関する地形要因、発災歴、降水量等の統計データを収集・評価し、統合データベースとして構築する。また、発生危険域と危険度の評価や地図化、事前対策や早期警戒・避難等、被災低減化を支援するシステムを構築していく。
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研究領域 | 防災 |