体系的番号 |
JPMJSA1004 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1004 |
研究代表者 |
松岡 譲 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
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研究期間 (年度) |
2010 – 2015
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概要 | 2025年の低炭素社会ビジョンを、シミュレーションを駆使して描き出す 世界全体での温室効果ガス削減の達成には、新興国での効果的な対策が不可欠である。マレーシア経済特区・イスカンダル開発地域を対象に、発電・産業・交通・商業・家庭の各部門に関する低炭素化の技術・制度データを整備して、2025年の低炭素社会像を築くためのシナリオと統合評価モデルを構築し、シミュレーションを行い、それをもとに低炭素社会を実現するための政策体系案を作成。また、低炭素社会に関連する大気汚染問題、廃棄物処理のマネジメント、貧困・社会問題の解決策をも立案する支援を行う。 低炭素社会の鍵を担うイスカンダルからアジア全域へ 今後は具体的な施策のロードマップを策定し、その実施プロセスを通じて手法の実用性と有効性の向上を図る。アジアの成長を象徴するイスカンダル開発地域での研究成果を発信することにより、アジア全体の低炭素社会の実現に貢献していく。
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研究領域 | 環境・エネルギー(カーボンニュートラル) |