分子の電子・振動・回転状態を用いた量子演算基盤技術の開発
体系的番号 |
JPMJCR04T3 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJCR04T3 |
研究代表者 |
百瀬 孝昌 京都大学, 大学院理学研究科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2004 – 2009
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概要 | 分子は電子・振動・回転という光で制御可能なほぼ無限の内部量子状態をもっています。私たちは、固体パラ水素などの量子凝縮相中に捕捉した分子の内部量子状態の量子もつれ状態の生成やデコヒーレンス等に関する基礎的な実験を行うとともに、分子の内部状態の特徴を生かした量子演算のアルゴリズムに関する理論研究を行うことで、分子の豊富な内部量子状態を用いた量子計算の基盤技術を世界に先駆けて開発することを目指します。
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研究領域 | 量子情報処理システムの実現を目指した新技術の創出 |