新しい無線システムの使用形態で生じる電波への妊娠女性・胎児の曝露評価モデルの開発
研究代表者 |
渡邊 聡一 独立行政法人情報通信研究機構, EMCグループ, 研究マネージャー
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研究期間 (年度) |
2010 – 2013
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概要 | 本研究は、新たな無線システムのさまざまな使用形態における胎児と妊娠女性の電波曝露モデルを開発し、同モデルによる評価・解析を実施することを目的とする。 日本側の持つ人体モデル開発・計算技術を中心に胎児や子宮内組織の解剖学的変形を考慮した新しい変形ツールを開発するとともに、さまざまな条件における電波曝露量の高速数値計算を実施する。また、フランス側の統計処理ノウハウを活用して膨大な不確かさ要因を考慮した統計的評価手法を開発する。 両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、電波曝露の適正な管理手法を実現し、将来の無線システムの健全な利用環境の構築に貢献することが期待される。
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研究領域 | 情報通信技術 |