アルミナ基プロトン導電体を用いた溶融金属用水素センサの開発
体系的課題番号 |
JPMJSN10A5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSN10A5 |
研究責任者 |
武津 典彦 名古屋工業大学, おもひ領域, 教授
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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概要 | 金属素材製造プロセスでは溶融時に水素が溶解し製品欠陥の発生や材料特性の劣化を招き、そのモニタリングは重要です。最近開発したアルミナ基プロトン導電性固体電解質を用いて濃淡電池を構成する方法で1300°C付近の高温金属融体中の水素量を連続的にその場測定するための産業用センサプローブおよびセンシングシステムの開発を目指します。本センサは現状ではこのような高温の金属融体中水素量を連続的にその場測定することができる唯一のデバイスであり、大量に製造される基盤工業材料の品質を強化し、製造過程での省エネルギー、CO2削減を達成するうえで強力な武器となることが期待されます。
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