MSnスペクトルから糖ペプチド構造を推定するソフトウェアの開発
体系的課題番号 |
JPMJSN10D1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSN10D1 |
研究責任者 |
天野 純子 (財)野口研究所, 研究部 糖鎖生物学研究室, 室長
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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概要 | これまでに独自のピレン誘導体化と新規プレートを基盤にした超高感度糖ペプチドMALDI-MSnシステムを開発し、従来では検出困難であった20pgの糖ペプチドが測定可能となりました。本課題では、スペクトルから瞬時に構造を解明するソフトウェアを開発します。従って、糖鎖科学の専門家でなくても、どのタンパク質の、どのアミノ酸に、どのような糖鎖構造が結合しているかを決定することが可能であり、構造と機能の解明が容易になるので診断や治療に役立つことが期待されます。
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