繊毛が神経回路形成・維持・機能発現に果たす役割とその分子メカニズム
体系的番号 |
JPMJPR10R2 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJPR10R2 |
研究代表者 |
大森 義裕 財団法人大阪バイオサイエンス研究所, 発生生物学部門, 副部長
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研究期間 (年度) |
2010 – 2013
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概要 | 繊毛は、細胞の表面からアンテナのように突き出した構造で、外部の情報をキャッチするセンサーとして働きます。本研究では、神経回路の形成・維持と視床下部における摂食行動の制御をテーマとして、繊毛が神経系で果たす役割を明らかにします。本研究により、神経細胞の繊毛が情報入力装置として働くメカニズムを解明し、繊毛異常が引き起こす病態である神経変性疾患、肥満、糖尿病などの診断や治療法の確立につなげることを目指します。
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研究領域 | 脳神経回路の形成・動作と制御 |