溶接部材組立時における高精度変形予測システムの開発
研究責任者 |
柴原 正和 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本課題は、溶接部材組立時における変形の高精度予測法の開発を目的としている。本課題が達成されると、任意の構造形状・溶接法および溶接条件の溶接継手を含む溶接組立時に、溶接構造全体にわたる変形が溶接工程順に従って事前に予測できるようになる。この手法を設計に活用することにより、組立順序の最適化が図られるほか、各段階における手直し量を事前に見積ることができるために手直し作業の低減が可能となり、大幅なコスト削減が期待される。さらに、本手法は、溶接構造物を扱うほとんどの分野に対して幅広く適用可能であることから、波及効果が大きい手法である。
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