研究責任者 |
平林 晃 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本研究の目標は「ディジタルカメラで得られた画像からハフ変換より高精度で直線を抽出すること」であった。この目標を、双曲型Eスプラインを用いた方法を開発する事により、達成する事を試みた。導出した理論式に基づき直線抽出アルゴリズムを開発し、既存のバイラテラルフィルタと組み合せる事により、車両のナンバープレート画像に対して文字領域の輪郭を精度よく抽出できた。この結果はハフ変換で得られたものより、高精度であった。しかし、この画像は十分な解像度を有するように至近距離から撮影されたものであり、今後はより遠距離から得られた画像に対しても高精度抽出できるようにする必要がある。
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