研究責任者 |
久武 信太郎 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 理論効率100%で動作する10GHz級光周波数シフタの電力効率を30倍程度向上させ、市販の小型パワーアンプを用いて本デバイスの連続動作を実証することを目的としていた。従来のバルク型デバイスをプレーナ型光導波路デバイスへ拡張すると共に、デバイス厚を1/5程度に薄片化することで、市販のパワーアンプを用いてCW動作を確認することができた。このときの変調電力は2.7Wでおよそ50倍程度の電力効率向上を達成した。また、初めてCW動作を実現したことにより、放熱など新たな課題が浮き彫りとなった。今後はこれら問題の解決とともに、企業とのコラボレーションのもと、実用化の道を探る。
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