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シリル化ペリレンの高効率発光消光システムを用いた高感度遺伝子解析システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 森口 朋尚  群馬大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要本研究課題は、申請者のグループが開発した新規蛍光物質であるシリル化ペリレンの高効率発光、およびその消光を利用した新たな遺伝子解析システムの開発である。蛍光プローブを用いた遺伝子解析には、標的となる遺伝子の有無に対して、高感度に反応する発光システムとその発光を高効率に消光できる両方のシステムが必要となるが、高い発光効率をもつシリル化ペリレンとこれを効果的に消光できるアントラキノンを組み合わせることで、効率的に遺伝子配列を識別できるプローブ分子の開発を行った。このプローブ分子は遺伝子配列に一塩基の違いも高度に識別し、その違いを明白に蛍光発光強度の違いとして示すことが可能となった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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