生体情報と人工物を組み合わせた認証法による認証・課金システムの開発
研究責任者 |
西内 信之 首都大学東京, システムデザイン研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本課題では、商業施設・宿泊施設などで用いる認証・課金システムに、生体情報(指の輪郭線)と人工物(基準点2点を描画したシール状のもの)を組み合わせた新たな認証法を適用することを目指し、(1)新たな認証法のプロトタイプシステムの構築、(2)市場調査・事業可能性の検討、を目標として遂行した。目標(1)については、まだ検証段階ではあるが本認証法の有効性を十分に示す結果が得られた。この研究内容をとりまとめ、株式会社トッパンテクニカルデザインセンター(TDC)と共同して特許出願を行った。目標(2)については、株式会社TDCのネットワークを利用して事業可能性を検証した。今後は、本提案システムを実用化レベルまでクオリティを引き上げるためA-STEPの他タイプへの応募を予定しており、企業化を視野に入れて展開していく。
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