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有機反応自動化システム用環境低負荷型高分子微粒子不斉触媒の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 原口 直樹  豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教
研究期間 (年度) 2010
概要環境低負荷型有機反応に有効な単分散高分子微粒子触媒を沈殿重合法により開発し、有機反応自動化システムの構築を試みた。沈殿重合により、イオン性官能基の導入位置と導入量が制御された単分散高分子微粒子の合成に成功した。イオン性官能基を有する不斉触媒と得られた単分散高分子微粒子のイオン交換反応は円滑に進行し、種々の触媒的不斉反応に有効な単分散高分子微粒子触媒が得られた。高分子微粒子の親水性―疎水性バランスを制御することで、水系反応をはじめとした環境低負荷型有機反応への適用が可能であった。単分散高分子微粒子触媒をカラムに充填し、有機反応自動化システムに使用可能な自動合成用カラムの作成を行った。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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