研究責任者 |
竹下 健二 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本課題の目的は、光照射によって抽出剤の分子構造を変化させることで貴金属類を高選択抽出できる「光応答型連続抽出プロセス」を構築することである。ミキサーセトラー型抽出装置を用いてBDPDA/クロロホルム溶液系によるPt連続回収プロセスの成立性について検討した。連続操作によってもUV照射によりPt抽出率を大きく向上させることができた。この抽出率の向上は回分実験で得られた抽出平衡試験の結果と同等であり、光応答抽出法が連続プロセスに拡張可能であることを示唆している。今後は、可視光照射による逆抽出工程の連続回収を実証し、光応答抽出法を連続分離技術として確立していく計画である。
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