自然言語による病理文字情報教師データ作成支援システムの開発
研究責任者 |
守谷 哲郎 (財)日本産業技術振興協会, 産業技術部, 研究開発管理
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 病理診断の正確度は数値化が困難であるため、客観的評価が必ずしも容易でない。そのため、過失の種類、治療への影響が類型化され、診断の妥当性が評価されている。そこで、東大病院病理部・東大知の構造化センター・産総研による研究体制の下で、病理診断の適切性を監視する方法を研究してきた。この研究成果を踏まえ、技振協では、所見・診断の不一致や頻度の高い誤診、報告書の記載漏れ等を防止することができるようなシステムを確立するため、特に、IT支援により日常業務上で病理文字情報の管理、利用等について真に重要な病理文字情報を得るためには、最低限どのような点に注意して病理文字情報を扱ったらよいかを中心にして、『病理文字情報教師データ作成支援システム』の実用化に向けた研究を行った。
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