概要 | 発酵食品を、1硫安分画 、2イオン交換カラムクロマトグラフィーを行い、癌細胞が死滅する群と生存する群の比較を行った結果、分子量約5,000のペプチドが、癌細胞増殖阻止因子の候補と考えられた。さらに、酵素消化処理後、HPLCで分離精製したペプチドを癌細胞に添加し、生育状況を解析した。癌細胞増殖阻止因子の同定は、1発酵食品を、硫安分画、親水性・疎水性成分、HPLCにて分画した成分などを培養癌細胞に投与し、癌細胞の増殖を、顕微鏡観察、MTT法、アポトーシスの有無により解析した。2癌細胞増殖阻止因子は、アミノ酸シークェンサーを用いて分子量と構造を解析出来、特許を申請した。現在、動物実験にて効果を解析中である。
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