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発酵食品中の分子シャペロン誘導因子及び癌細胞増殖抑制因子の特定

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 伊藤 英晃  秋田大学, 工学資源学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要発酵食品を、1硫安分画 、2イオン交換カラムクロマトグラフィーを行い、癌細胞が死滅する群と生存する群の比較を行った結果、分子量約5,000のペプチドが、癌細胞増殖阻止因子の候補と考えられた。さらに、酵素消化処理後、HPLCで分離精製したペプチドを癌細胞に添加し、生育状況を解析した。癌細胞増殖阻止因子の同定は、1発酵食品を、硫安分画、親水性・疎水性成分、HPLCにて分画した成分などを培養癌細胞に投与し、癌細胞の増殖を、顕微鏡観察、MTT法、アポトーシスの有無により解析した。2癌細胞増殖阻止因子は、アミノ酸シークェンサーを用いて分子量と構造を解析出来、特許を申請した。現在、動物実験にて効果を解析中である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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