光ナノインプリントによるプラズモンフォーカシングラマンセンサーの開発
  
  
  
 
  
  
   
    
    
    
    
      
        
      
      
        
          | 研究責任者 | 
          
          山口 堅三  豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教
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     | 研究期間 (年度) | 
     
      2010
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    | 概要 | プラズモン共鳴を利用したバイオセンサーの研究開発が盛んに行われている中、高感度検出が可能なフォーカシング機能を有した構造を提案し、プラズモンフォーカシングラマンセンサーの開発を目標とした。まず、数値計算により、金属膜厚やフォーカシング径、ホール周期間隔の最適条件を決定した。次に、集束イオンビームを用い、最適条件下のプラズモンフォーカシングラマンセンサーのプロトタイプ作製に成功した。最後に、作製したセンサーの光学特性を検討した結果、数値計算とよく一致し、既存センサーの一万倍の感度を示した。以上のことから、本研究開発で作製したセンサーは非常に有用であることを見出した。今後の展開では、実用化を見据えた光ナノインプリント法によるプラズモンフォーカシングラマンセンサーの開発に取り組む。
    
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