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光ナノインプリントによるプラズモンフォーカシングラマンセンサーの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山口 堅三  豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教
研究期間 (年度) 2010
概要プラズモン共鳴を利用したバイオセンサーの研究開発が盛んに行われている中、高感度検出が可能なフォーカシング機能を有した構造を提案し、プラズモンフォーカシングラマンセンサーの開発を目標とした。まず、数値計算により、金属膜厚やフォーカシング径、ホール周期間隔の最適条件を決定した。次に、集束イオンビームを用い、最適条件下のプラズモンフォーカシングラマンセンサーのプロトタイプ作製に成功した。最後に、作製したセンサーの光学特性を検討した結果、数値計算とよく一致し、既存センサーの一万倍の感度を示した。以上のことから、本研究開発で作製したセンサーは非常に有用であることを見出した。今後の展開では、実用化を見据えた光ナノインプリント法によるプラズモンフォーカシングラマンセンサーの開発に取り組む。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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