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回転円すいの外表面を上昇する液膜流を用いた浮体ミスト式水質浄化装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 足立 高弘  秋田大学, 工学資源学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要回転円すい体の外表面に沿って液体が上昇し微粒化する現象を利用して、閉鎖水系での自然浄化作用を高める水質浄化装置の開発を行った。回転円すいの外表面に液膜流が形成される現象はこれまでに報告例がなく、そのメカニズムは明らかではない。そこで、そのメカニズム解明の一助として、円すいの回転数と液膜流の流量および浸水半径との関係を調べた。さらに、円すいが生成するミスト流を大気中の酸素と混合させることによる水系内の溶存酸素の移動促進量を、水系内の循環流のみの場合と比較を行い、ミストの生成が溶存酸素の移動促進に効率的であることを示した。今後は、さらにミストの径と溶存酸素移動量との関係等を明かにする必要がある。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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