研究責任者 |
金山 尚裕 浜松医科大学, 医学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 子宮筋およびその周辺組織の酸素動態については、これまでの研究はほとんどなく不明な部分が多い。子宮筋の酸素濃度は、子宮筋を通して酸素の供給を受ける胎盤酸素濃度と大きな関連があると考えられ、子宮筋の酸素濃度測定はすることは、胎盤機能不全の病態解明にもつながる重要な課題である。今回子宮筋の酸素濃度測定を目的に試作機作成ならびに正常妊娠女性において、被験者の同意のもとに子宮筋酸素濃度の測定を行った。その結果、正常妊娠女性において、子宮筋酸素濃度の測定に成功した。今後は、症例を増やし正常値の確定を行う予定である。その後、子宮筋酸素濃度と胎児発育の関連を検討する予定である。また、子宮収縮時すなわち陣痛発来している状況での測定も行い、子宮筋の疲労度との関連も検討する予定である。
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