高い操作性を実現するタッチパネルの色彩デザイン支援システム構築
研究責任者 |
須藤 秀紹 室蘭工業大学, 工学研究科, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2010
|
概要 | 本課題の目的は、ATMや駅の自動券売機などで用いられているタッチ式パネルのインタフェースデザインを、操作性とデザイン性の双方から支援するシステムを開発することである。計画では分析エンジンと修正案作成モジュールからなるシステムを構築する予定であった。しかしながら分析エンジンの開発中に、色彩の組みあわせパターンによっては開発済みの知識DBがうまく機能しない場合があることが判明した。そこでインタフェースの明度と操作性との関連をより詳細に分析することで知識DBの精度向上に取り組んだ。また操作者が操作ボタンをどのように評価するかについての知識を新たに追加した。これによって、実用的な支援システム開発のための準備が整った。
|