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樹脂/カーボンナノチューブ複合材料とインプリント加工を用いた超はっ水性表面の創製

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 柳澤 憲史  長野工業高等専門学校, その他部局等, 助教
研究期間 (年度) 2010
概要現在,機能材料には水や油をはじく能力であるはっ水・はつ油性能が求められる。安価で長持ちする機械的な方法でこの性能を高めるために微細形状を表面に転写することで超はっ水表面を樹脂表面に得ることを目標とした。本プロジェクトは、1)はっ水性能評価装置の開発、2)微細な形状を転写するための金型の作成、3)樹脂表面に転写する方法の確立と評価を行い、それぞれにおいて当初の目標を達成した。そして、シリコーン樹脂およびアクリル樹脂とカーボンナノチューブの複合材料の表面に超はっ水表面を創製することに成功した。 今後の課題として開発された表面の耐候性と低温でのはっ水性を調査することで実用化の検証を行っていく予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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