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マイクロバブルの凝集現象を利用した腫瘍組織の血管内治療法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 桝田 晃司  東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要マイクロバブルを用いた超音波治療法には温熱療法と機械的衝撃法の2種類があり、前者は音波の連続照射によりバブルを振動させる方法、後者はバブルが破壊した機械的衝撃によって薬剤を導入する方法であるが、両者とも正常部位に対する副作用の恐れがあった。そのため本研究では、音波の作用力であるBjerknes力によってバブルが凝集体を形成する条件があることを利用し、体外からの超音波音源制御と画像処理技術と統合し、生体内に局所的超音波音場を生成することによって腫瘍組織内の血流を阻害し、最終的に血管を塞栓して死滅させる治療法の開発を目的とする。これにより副作用、バブル使用量、医療費を格段に抑制できると考えられる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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