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実用的な不斉アリル化剤(Nokami アルコール)の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 野上 潤造  岡山理科大学, 工学部, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要アルデヒド(R’CHO)の不斉2-アルケニル化による光学活性ホモアリルアルコール、R’C*H(OH)- CH2CH=CHR、の直接的な合成法は無かった。我々はそれを実現できる反応を開発しAllyl-Transfer 反応と命名した。これに用いる不斉2-アルケニル化剤 (Nokamiアルコール:王立(イギリス)化学会誌のコラムでそう紹介された) は光学活性メントンに対応するグリニヤール試薬を作用させて調製できる。本研究はこのNokamiアルコールを用いるアルデヒドの2-アルケニル化の実用化を目指して、その大量生産の可能性を検索した。その結果、粗成生物を精製するよりも精製を必要としない製造法を検索すべきと判断するに至った。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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