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クロマト反応器を用いたバイオディーゼルの高効率合成と副生成物グリセリンの同時分離

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 福村 卓也  一関工業高等専門学校, その他部局等, 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要バイオディーゼルの高効率合成法を構築すべく、固体酸である水素型イオン交換樹脂触媒を用いたモデル油脂であるトリアセチンとエタノールの回分エステル交換反応を行った。具体的には、反応挙動に及ぼす初期トリアセチン-エタノールモル比、触媒濃度、反応温度、初期グリセリン濃度について検討を行い、本反応系の機構の詳細について明らかにした。副生成物であるグリセリン濃度が高いと反応速度が著しく低くなったことから、効率的なバイオディーゼルの合成のためには、グリセリンを反応場から効果的に除去する技術の確立が必要であることが示唆された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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