高精度光位相計測・識別システムによる再生医療の品質管理応用
研究責任者 |
渡邉 恵理子 電気通信大学, その他部局等, その他
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 近年、自己細胞を培養して治療に用いる再生医療が多くの先端医療機関にて提供され始めている。これらの医療機関では、細胞培養に多額の人件費を要する他、細胞の品質を安定化できない問題がある。このような最先端の医療を安価で安定して提供するためには、細胞培養の品質管理の自動化が必須である。これまで申請者は大容量の顔画像や動画像を対象とした識別システムを構築して実用化し、さらに細胞情報解析のための位相計測システムを提案・試作してきた。本申請では培養細胞の屈折率や厚みなどを非侵襲で前処理なしで定量計測して位相特徴を抽出・モデル化を行い、再生医療用のための自動品質管理システムの基礎を構築する。
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