研究責任者 |
山本 健二 独立行政法人国立国際医療研究センター, その他部局等, その他
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本研究は、生体に利用可能な、安全で安心なシリコンナノ粒子の開発し、その100ミリグラム規模の大量合成と応用可能性を示すことを目的として研究を行った。シリコンナノ粒子として、疎水性ナノ粒子および親水性ナノ粒子についてそれぞれ大量合成装置を用いた合成および精製方法の確立を目指した。合成装置の開発及び表面修飾反応条件の改善により当初の10倍の収量を実現し、その値は、目標の50ミリグラムに近い収量であった。精製法については、疎水性、親水性それぞれについて、一定の方法を確立し、本課題の大目標に関しては、達成することができた。今後、研究体制を維持しつつ、応用法の開発に努めたいと考えている。
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