総合的診療情報の電子化をめざした患者説明のための対話的ベクトルシェーマ作成インタフェース
研究責任者 |
中沢 一雄 独立行政法人国立循環器病研究センター, その他部局等, 研究員
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本研究開発では、患者説明のための対話的ベクトルシェーマ作成インタフェースについて、汎用化に向けたシステムのリエンジニアリングを行い、技術移転の可能性を示した。シェーマデータベースの拡充については、シェーマで表現すべき心機能の再検討を行い、表現できる機能を追加した。実際、小児科および小児外科の専門医からの意見聴取を行った結果、患者説明のために望まれる機能としては、血行動態や形状変形、電気生理データの反映などが挙げられた。これを受け、血行動態・形状変形を含むフォンタン術の手順を再現するシステムを試作した。今後、臨床で利用されている心臓カテーテルシステムと本シェーマインタフェースの機能を組み合わせることを目標に、実用化に向けた開発研究を行う予定である。
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