研究責任者 |
高野 頌 同志社大学, 理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 高病原性鳥インフルエンザウィルスの感染防御対策における予防技術の中でも、特に簡便性・安全性・有効性に優れたワクチン投与法の研究開発が急務である。本課題では、これらの優位性を具備する、新規の経気道ワクチン噴霧投与デバイスの試作開発を目標とする。従来の注射法と異なり、気道を介する手法は粘膜免疫応答を誘導できることが知られており、技術移転する試作開発では、従来法の注射あるいは経鼻と比較して1/10程度のワクチン量で同程度の抗体付与効果を実現するために、1~20μL程度の極微量ワクチン量を4.9~5.9μmの液滴粒子で噴霧投与を実現する医療デバイスを開発した。
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